自画像Ⅲ

自画像Ⅲ

¥99,000

20世紀最高の宗教画家と呼ばれたフランス人画家・ジョルジュ・ルオーの自画像のリトグラフです。

1928年にカルト・シュマン出版から刊行された版画で,白黒50部とカラー刷り100部の内のカラーバージョンの一枚で,その年に制作された3種類存在する自画像のリトグラフの3番目にあたり,他のバリエーションが帽子を被っているのに対し,このバージョンは帽子を被っておらず,より当時のルオーの姿が分かり易い作品になっています。

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説明

■作家 : ジョルジュ・ルオー  Georges Rouault
■プロフィール :

1871年 パリのベルヴィル地区で,家具の塗装職人であったアレクサンドル・ルオーの息子として生まれる。

1885〜90年 タモニついでイルシュの下でステンドグラス職人の弟子として修行し,その間,装飾美術学校の夜間部に通う。この時期の経験が,後の輪郭を太い黒で描く画風に大きな影響を与えたと言われる。

1890年 画家になる決意をし,エコール・デ・ボザール(国立美術学校)のエリー・ドローネのアトリエに入る。

1891年 師であるドローネの死去に伴い,後任のギュスターヴ・モローに師事し,生涯の師と仰ぎ深い関わりを持つ。この時の同門に,マティス・マルケ・レマンなどがいる。

1894年 シュナヴァール賞を受賞する。

11900年 パリ万国博覧会で銅賞を獲得する。

1903年 ギュスターヴ・モロー美術館開館に伴い,館長に就任する。サロン・ドートンヌの創立にマティス・マルケと共に参加し,作品を出品する。

1917年 画商ヴォラールと専属契約を結ぶが,後に所有権を巡り訴訟となる。

1937年 パリのプティ・パレ美術館で回顧展が開催される。

1938年 バーゼル美術館で,デュフィ・ヴラマンクと三人展を開催する。

1945年 ニューヨーク近代美術館で大回顧展を開催する。

1946年 ロンドンのテートギャラリーでブラックと二人展を開催する。

1947年 未完成の作品の所有権を巡り,ヴォラールの相続人との裁判に勝訴する。翌年,ルオーの存命中に完成の見込みのない未完成作品315点を,裁判所立ち会いの下で焼却する。

1951年 レジオン・ド・ヌール三等勲章を受章する。

1958年 パリにて逝去,享年86歳。サンジェルマン・デ・プレ教会で,葬儀が国葬として行われる。

■サイズ : H34,5cm x W25cm
■価格 :99,000円・税込み
■備考 : リトグラフ エディション 28/100 直筆サイン有り

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