蓮紋花瓶
■時代 : エミールガレ工房 アールヌーヴォー期 Galle
■プロフィール: シャルル・マルタン・エミール・ガレ (ガラス工芸) 1846年フランスのナンシーに生まれる。 1866年ナンシー帝立高等中学校卒業後、父の経営する陶器・ガラス会社の工房で絵付けの仕事を始める。 1874年父の会社の芸術部門の監督になり、1877年には会社を継承する。 1978年パリ万博で銅賞・89年のパリ万博ではグランプリを受賞する。 1886年ナンシーの自宅近くに家具製造の工房を開き、94年には工房に隣接した土地にガラス工房を開設し、マルケトリ技法やパチネ素材で特許を取得しガラス芸術作品の本格的な制作に取りかかる。 1900年パリ万博で再びグランプリを獲得する。 1901年エコール・ド・ナンシーの会長に就任する。 1904年白血病のため逝去。享年58歳。 これ以降は,画家のプルーヴェと夫人のアンリエットが経営を引き継ぐが,1914年に第一次世界大戦により生産を停止する。 1918年大戦終了に伴い,娘婿のポール・ペルドリーゼの主導により工房を再開する。 1931年会社を解散し,工房の歴史に終止符を打つ。
■サイズ: H19.4cm
■価格: 650,000円・税込み
■備考: 1900年頃
アールヌーヴォー期を代表するガラス工芸家・エミール・ガレの工房で製作された花瓶です。 ガレ存命中の1900年頃の一期工房の作品かと思われますが,この時期に制作されたエジプトの蓮・インドの蓮と呼ばれるシリーズの一点です。 清朝乾隆帝の時代に中国で制作された乾隆ガラスを思わせる,不透明ガラスを用いた小振りな花瓶で,東洋に憧れたガレの嗜好が色濃く作品に反映された一点です。